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一道は万芸に通じる by 宮本武蔵

僕は京都で懐石を習ってる

茶道をたしなんで10年になる。茶道は一般の方からするとお菓子を食べてお茶を飲んで「結構なお点前で・・・」というイメージだと思う。ソレも正解なんだけど、実はお茶時の1セットの中の最後の最後の10%の部分が皆さんの知っている「茶道」なのです。その前の90%の中に濃茶や炭に火をおこしたり、ご飯が振る舞われたりする。そのお茶時に出てくるご飯を「茶懐石」といいます。

この茶懐石は懐石というだけあってとても質素なのです。(会席はお酒を飲むための和食と区別されている)この質素な食べ物を季節感を存分に表現し、調理法と絶妙な味付け、盛り付けで「雅(みやび)な食」へと変身させている。なんだか「Photoshopでぼかしを何ポイントかけるか?」とか、「色調をどれくらい触るか?」「どのレイヤーにどんな効果をかけるか」に似てないですか?? 実施に自分でやってみると「デザイナーと料理人って紙一重」だと感じました。この懐石が持つ「美」にイカれてしまうのに時間はかからなかった。「あなたデザイナーでしょ?」と言われるけど、デザイナーだからこそこの茶懐石が解き放つ「美」の虜になったのだと思う。デザイナーだからこそ美にうるさい。

デザイナーを経て、カメラマン、動画、WEBといろいろ作ってきた最終地点は「和食料理」へとたどり着いた。

京都に茶懐石を教えてくれる料亭があります。京都に通い出してもうすぐ1年がきます。一ヶ月ごとに変わる懐石のメニューは刺激の連続で僕の興味を引きつけてやまない。出汁の取り方、味の付け方、調理の仕方。どれをとっても今の僕のかけがえのない時。

技術をそのまま持って帰って自分の店で出してみる。「美味しい」。お客さまにそう言われると素直に嬉しい。

一道は万芸に通じる

一道は万芸に通じる 「一つの芸や道を究(きわ)めてゆけば、他の事にも通じるものである」。僕の基本はデザイン&クリエイト。創造の世界をカタチにしていくこと。それが二次元の写真でも動画でもWEB、料理という「ツール」を使って表現すること。あくまでも写真や動画は僕の世界を表現するツールなのです。

素材(写真やテキスト、魚や肉)調理道具(PCやソフト、包丁やフライパン)調理(合成や補正、タイピングや煮たり焼いたり)盛り付け(レンダリングや盛り付け)これら最後に「写真アルバム」か、「DVD」か、「ホームページ」か、「懐石料理」というカタチを変えて提供される。やる前にはわからなかったこと、やってみて気づいた「モノつくり」とはすべて繋がっているということ。

いま、あなたがやっていることに無駄はありません。絶対に。とことん突き進んでみてください。

進んでいくと、分かれ道がそこからまた「新しい景色」が見えてくるはずです。

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